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むし歯治療の繰り返しは、早ければ21歳で歯を失い、入れ歯人生のスタートとなってしまいます。平均でも61歳で目出度く?入れ歯になっていると、岡山大歯学部小児歯科・岡崎好秀先生の研究があります。でもこれは日本人のデータです。昔は日本人より悪いデータしか無かったスウェーデンが、今では80歳で25本の歯を持ち入れ歯の人が100人に1人程度と素晴らしい結果を出しています。日本人だけ歯が悪くならなければならない理由=運命?があるのでしょうか。一度抜けてしまった歯は決して元通りになりません。入れ歯では噛めないことを経験者はご存じのことと思いますが、経験してから後悔しても取り返しようがないのです。歯は噛むための道具です。歯が口の中に有るうちに考えましょう!! l歯は、たくさん有るから1本ぐらい抜けても良いのでしょうか?!いらない歯がわざわざ生えてくるはずはないでしょう。例えば歯1本=指1本と考える方が自然なことではないでしょうか。義手があるから指の1本や2本無くなっても構わないとは思えないでしょう?どんなに軽いむし歯でも削ることが入れ歯への1歩を踏むことになります。削らないこと、たとえ小さいむし歯があっても極力削らずに自然治癒出来るように最善を尽くすことが最も大切で基本的な考え方です。この頃、予防歯科とか審美歯科とか度々耳にされることと思いますが、この予防歯科=削らないでむし歯を治すことを優先する考え方を基本にしています。
日本では基本的に予防には保険が効かないしくみになっています。むし歯や歯周病等の病名があってむし歯を削ったり歯石を除去したりする痛みを伴う保険治療に診療報酬が出るようになっています。予防歯科や審美歯科、矯正に高いイメージ(現実)があるのはこうした事情もからんでいます。歯科医院を訪れると、説明もそこそこに歯を削ったり歯石を除去したりと目まぐるしく治療が始まりますが、現在の日本の医療システムでは歯科医院の運営のために絶対に必要であると思います。このシステムから外れると歯科医院の経営、特に次世代への継承は完全に無理な状況です。
むし歯予防の決め手は、定期健診!

むし歯の原因の一つはむし歯菌です。むし歯菌(ミュータンス菌)の感染は、生後19ヶ月〜31ヶ月といわれています。わずか1年がミュータンス菌感染時となり、3才以上では感染しにくくなります。もう一つは、ミュータンスの大好物「砂糖」です。キシリトール子育てにより、親子共にむし歯予防などが効果的です。キシリトール効果は、ミュータンス菌を兵糧責めにする効果により、菌の感染力を低下させます。もう一つは、歯のかたさです。生えたての永久歯は既に生えている乳歯よりも数倍やわらかいのです。かたくする方法は、フッ化物をじょうずに使うことです。フッ素さえ使っていれば大丈夫なんて魔法のようなムシのいいことを考えているようでは困りますが、それでもむし歯は激減します。
しかしむし歯予防の決め手は、やはり定期健診です。
何にもなくても、3ヶ月に1度は必ず健診しましょう!
むし歯を精密に診断することは、削らずに予防するためには欠かせない大事なことですが、人間の目で調べたりレントゲン写真で検査したりだけでは限界がありました。
このダイアグノーデントという器械は半導体レーザー光を利用してむし歯を精密に調べ数字で表してくれます。自然に治る可能性が高い軽いむし歯のうちに見つけ出し、治る方向へ色々と作戦を立てていき、本当に治ったかどうかも定期健診時に確かめることが出来ます。
残念ながら必要最小限、むし歯を削って埋めることもありますが、削ることはいつでも出来るわけですから最後の手段に取っておきます。


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